2017年06月02日 1479号

【大阪府庁を包囲する市民/松井の責任を追及】

 共謀罪法案が自・公・維新により衆院法務委員会で強行採決された5月19日、大阪府庁を市民250人が包囲し、「松井知事の責任重大」「森友疑惑真相究明」と書いたポテッカー(ポスターとステッカーの中間の意)を掲げ、抗議の声を上げた。大阪総がかり行動実行委員会が続ける19行動として、共謀罪反対とともに「森友疑惑真相究明」を訴えた。

 主催者あいさつで中北龍太郎弁護士は「秘密保護法、戦争法を強行し、さらに共謀法を強行する。戦争国家づくりの一つが瑞穂の国記念小学院だ。安倍と松井がタイアップして、森友学園に違法・不当な特権を与えた。松井政治を終わらせよう。それが安倍の戦争への道を止める道だ」。

 森友疑惑を追及する木村真豊中市議は「教育勅語を暗唱させる森友学園は全国のモデル校だった。大阪では松井の責任を徹底追及しよう」と呼びかけた。「森友学園問題は、戦争のための教育を進めるものであり、決して許してはならない」などアピールが続いた。

 大阪府議会が5月25日から始まる。「財務局からの圧力を口にし、責任逃れをはかる松井知事の責任追及、100条委員会設置要求など、闘いはこれからだ」とこの日の行動をまとめた。

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