2017年07月14日 1485号

【ピースパレードin枚方 「憲法こわすな 人権守れ」 地域の運動と思いを交流】

 共謀罪法を成立させ2020年「改正」憲法施行を明言した安倍政権。もう黙っていられない!と7月2日、「憲法こわすな!人権まもれ!」をメインスローガンに大阪・枚方(ひらかた)市でピースパレードしようと企画しました。

 当日午前中は、住民運動交流会(枚方市の図書館行政の問題、産業廃棄物焼却施設建設による環境問題、交野<かたの>市の星田北地域の開発問題など)と介護の学習会「すずらんの集い」。午後からのピースパレード出発集会を合わせて約50人の参加。集会で交流の報告が行われました。

 「4月から始まった総合事業の問題点が介護の利用者・事業所の方の意見交流でわかった。実態を枚方市にもっと訴えていきたい」「枚方市の図書館・生涯学習センター(公民館)の指定管理者制度(民間委託)導入の問題で請願は否決されたが、地域の署名を集めて市議会議員まわり(要請)をすることで議員の変化も出てきた。今後図書館協議会をつくり市民の声を反映させたい」「高槻の産廃焼却施設建設は、住民の反対の意思表示と署名で事業者が断念。枚方でも一人から始めた署名を皆さんが広めてくれ大きなとりくみになった」「交野市の星田北地域の開発問題も広く市民に知らせよう」と報告され、市民無視は許さない、行政に市民の声を上げていこうと確認しました。

 「土地区画整理事業の問題は全国どこにもある。全交で交流会を持つので参加を」などZENKOin東京の呼びかけがされると、「東京に行ってアベやめろ!と大きく言いたい」との声。次々と安倍政権は許せないと訴える発言も続きます。

 さらに、「久しぶりに皆さんの意見を聞くと元気が出た」と年配女性、「沖縄の座り込みに行くが、愛着のある枚方に帰ったら図書館のとりくみも考えたい」という若者など、いろんな意見のリレートークとなりました。

 いよいよピースパレードの出発です。みんなの思いが書かれた短冊をいっぱい付けた大きな七夕の笹、思い思いのプラカード、ジュゴンを守れのタペストリー、アベの似顔絵うちわなどを持って、暑い中、老若男女の市民が駅前を歩きました。「戦争イヤや 平和が一番/沖縄の基地は いらない」とコールは若者も元気よく。沿道の注目を集め、カンパを入れてくれる方も。

 初めての枚方市駅付近のパレードでしたが、「アベやめろ!と大きな声で叫べて気持ち良かった」「またやろう」と声が上がり、やってよかったと実感しました。

(7・2ピースパレード枚方・交野実行委員会 戸川悦子)



ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS