2017年07月28日 1487号

【基地強化放置する政府に抗議/嘉手納基地ゲート前300人】

 7月14日、米軍嘉手納基地機能強化に抗議する集会(沖縄平和運動センター・嘉手納爆音訴訟原告団など主催)が同基地第1ゲート前で行われ、300人が抗議の声を上げた。

 嘉手納基地では、「例外的措置」で本来許されないパラシュート降下訓練が4月以来強行。1月に移転完了したはずの基地内旧海軍駐機場も継続使用されている。これは1996年SACO(日米特別行動委員会)合意にも違反し、県などが厳しく抗議している。その上、6月末には海兵隊の最新鋭F35Bステルス戦闘機が初飛来し、爆音が住民の睡眠を妨害。米軍の無法を止めない日本政府への怒りと批判が強まる中での集会だ。

 私は仕事を終え遅れて参加したが、山城博治さんは、抗議とともに沖縄の訴えが世界に届いているとし「横暴安倍内閣に声を上げ続けよう」と訴えたという。

 毎金曜朝7時から、雨の日も強い日差しの日もプラカードを持ちゲート前で行動する市民たちを通勤中に手を振って激励していた。やっとその場に参加でき嬉しい反面、軍事基地が1日も早く無くなるまで闘わなければ、と改めて決意した集会だった。(H)

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