2017年07月28日 1487号

【安倍も維新もとことん追及!森友学園問題で大阪府庁抗議行動】

 7月10日、森友学園問題を考える会は、大阪府庁前で「瑞穂の國小学學院」設置認可に至る松井大阪府知事の責任を追及する宣伝行動を行った。この行動は、府議会本会議での森友学園の籠池泰典前理事長参考人招致・質疑が行われるのに合わせて呼びかけたもの。130の傍聴席はほぼ満席。しかし、維新・公明議員の質問では真相解明に切り込めるはずもなく、逆に籠池参考人から「私だけがトカゲの尻尾切りのように罪をかぶせられるのではなく、百条委員会設置で松井知事ら関係者を呼んで真相究明してほしい」と皮肉られる場面まで。

 12日、「考える会」は、木村真市議はじめ6人で大阪地検を訪れ、財務省近畿財務局職員に対する背任容疑の特捜部による捜査を徹底するよう求める署名(3492筆)を提出した。13日には、弁護士246人が財務局職員ら7人を背任容疑と証拠隠滅で大阪地検特捜部に独自に告発した。

 加計学園の獣医学部新設を巡って閉会中審査が開かれ、安倍首相も予算委員会集中審議でも「説明」に追い込まれるなど、「もり・かけ」問題は再び焦点化している。

 考える会は、8月4日(金)19時〜、豊中市・アクア文化ホールで、菅野完さん(『日本会議の研究』著者)、宮本たけし衆院議員、福島みずほ参院議員らを招きパネルディスカッションを開催する。タイトルは「とことん追及!森友学園問題」だ。

(大阪・豊中市・山田敏正)

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