2017年08月18・25日 1490号

【森友学園問題 とことん追及市民集会/超満員の会場にアベ打倒°ソく】

 8月4日、大阪・豊中アクア文化ホール(490席)で「市民集会 とことん追及!!森友学園問題」(主催「森友学園問題を考える会」)が開かれた。近畿財務局―森友価格交渉のNHK報道、籠池夫妻の逮捕、内閣改造、新音声データ報道など新たな展開もあり、開場1時間前から並ぶ人、立ち見や通路に座る人、ロビーでモニターを観る人も多数出るなど超満員。市民の強い関心を表すとともに、何よりも、市民運動の要請に応えて護憲3党の国会議員が豊中では初めて一堂に会する画期的な大集会となった。

 山本いっとく豊中市議の経過説明後、地元・国会・言論界を結ぶパネルディスカッション。木村真豊中市議の司会で民進党・杉尾秀哉参院議員、共産党・宮本岳志衆院議員、社民党・福島みずほ参院議員と森友問題のすべてを知る$尠完さんが熱く語った。

 菅野さんは「安倍による国家の私物化=法治主義・民主主義に対する犯罪を決して許してはならない。昭恵等関係者を国会招致せよ」と怒りを込める。3人の国会議員は「民主主義の根幹が問われている。市民と野党が共闘すればできないこともできる」(杉尾議員)、「モリそば、カケそば、アベおろし。アベ打倒の夏にしよう」(福島議員)、「ここまで追い込んできたのは国会内外での野党の共闘」(宮本議員)と、それぞれ市民と野党の共闘の成果、展望に言及した。

 最後に熊野以素(くまのいそ)豊中市議が行動提起。「巨悪をねむらせないために大阪地検にエールを。ようやく安倍政権に都合の悪いニュースも流すようになったNHKにも応援メッセージを。そして、あ・べ・政治・打倒!!」。大絶叫で集会を締めくくった。

(大阪・豊中市 山田敏正)

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