2017年09月08日 1492号

【「安倍即時退陣」新署名スタート/「アベやめろ」 改憲NO!を地域のすみずみに】

 「安倍政権の即時退陣!と憲法改悪を許さない署名」の街頭行動が各地でスタートした。臨時国会までに全国5万筆が目標だ。共通するのは、署名に応じる市民が口々に語る「安倍は辞めてほしい」。地域のすみずみから「安倍やめろ」の声を形にし、市民の手で平和と民主主義を実現していこう。

横浜/「ほんとに辞めてほしい」/怒りもあらわにペンをとる

 神奈川では8月23日、横浜・鶴見駅頭で署名行動が取り組まれた。5人が参加し、1時間で19筆集まった。

 予定していた東西自由通路が蒸しぶろ状態だったため、急きょ東口に変更。久々の平日の署名行動で、トラメガ(拡声器)も用意していなかったが、「安倍はほんとに辞めてほしい」と怒りもあらわにペンをとる人が続いた。

 当日の朝刊で「防衛省来年度予算5・2兆円要求へ/過去最大」と報じられた。一方で、医療や介護サービスの自己負担額の上限が8月1日から引き上げられるなど国民負担は増え続けるばかりだ。ZENKOかながわではこうしたことをもっと市民に伝え、改憲阻止・平和を日々の暮らしの問題と結びつけながら訴えていく考えだ。

大阪・河内/「あんな人とは思わなかった」/安倍支持者も署名協力

 街頭署名行動は8月5日から始めました。内閣改造を3日に行ったばかりでしたが、安倍政権への怒りは収まりません。

 署名する人は、口々に怒りを言葉にして署名します。「早くやめてほしい」「都合が悪くなると、すぐ人のせいにして逃げる」「うそ、ごまかしばかり」「国民をなめている」「稲田がやめたから安倍もやめろ」。そして「安倍さんはあんな人だと思わんかった」と言う人など、安倍を支持していた人も署名するようになってきました。

 8月15日には、今回の新署名では初めてスーパー前で署名行動に取り組んだのですが、2人で3時間行い、40筆が集まりました。一人ひとりに声をかけると、やはり怒りを口にしながら次々と署名。思った以上の反応でした。

 この市民の怒りの声が支持率を低下させ、安倍を倒す力になると実感しています。安倍政権退陣、改憲阻止へ署名を大きく広げたいと思います。

(安倍即時退陣署名実行委員会・河内 山本浩)


大阪/メーリングリストに反応報告/連続行動がみんなの取り組みに

 大阪市では、8月6日スタッフ13人で京橋駅前からスタート。11日には14人で、20日からは猛暑の中、恒例の1週間連続行動で商店街やスーパー前でも取り組んだ。

 毎回の行動の成果や反応は、「平和と民主主義をともにつくる会・大阪」のメーリング・リスト(yama_tomo@freeml.com)に参加者が報告する。

 6日の報告では「若いアベックの女性のほうは『大丈夫です』と署名を断ったのに、男性のほうが『安倍倒してほしい。戦争、行かされる』と話して署名。70代の方とは『安倍(の支持率)はなんで落ちそうで落ちひんのやろ?』と盛り上がり、男子高校生は抗議ファクスに『ウソつくな!』と書きました」。

 2回目の11日、抗議ファクスに「国民の代表として本当にあなたは恥ずかしくありませんか!私たちの命、暮らし、生きる権利も奪おうとするの?1早く辞めていただきたい!」と枠いっぱいに書かれ、安倍への怒りが伝わる。

 22日夕方はスタッフ10人。孫が(森友の)塚本幼稚園に通っていたが転園したという人は「あんな小学校は、戦争にならないように絶対許したらあかん」。「前は安倍はいいと思ってたが、森友問題からおかしいと思うようになった」と初めて署名した男性も。

 25日で計355筆となった。

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