2017年09月15日 1493号
【「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」結成/「総がかり」超える大運動 3000万署名スタートへ】
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「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」第1回実行委員会が8月31日に開かれ、団体・個人約60人が集まった。「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」を超える枠組みで、安倍政権が狙う憲法9条改悪を阻む新しい全国組織ができた。
9月4日記者会見、8日にはキックオフ集会(東京・なかのZERO大ホール)を開き、3000万人署名運動を軸とした全国的な大運動をスタートさせる。3000万の数は、投票率6割として、その過半数をめざす。自民党9条改憲案反対の世論を作り、改憲発議をさせないとの位置づけで、来年の通常国会末6月までに達成する。戦争法廃止2000万署名は1520万筆が集まったので、この2倍の取り組みとなる大運動だ。
討議の中では、日本弁護士連合会・憲法対策本部はじめ、宗教者、地域の市民団体、生協、労働組合などから賛同表明と運動への決意・意見が活発に出された。全交(平和と民主主義をめざす全国交歓会)も積極的に参加した。
署名運動とともに、9月19日には国会正門前で安倍政権即時退陣を求める大集会、臨時国会冒頭(25日の週)には国会行動が提起された。
第2回実行委員会は10月3日。さらに多くの団体・個人の参加をめざす。首都圏での実行委にとどまらず、全国の道府県、地域単位で独自性をいかしながら、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」の集まりも作っていくとしている。 |
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