2017年09月29日 1495号

【東アジアの平和をみんなで/11.5団結まつりを成功させる集い】

 ZENKO実行委員会が9月18日、「11・5団結まつり」を成功させる集いを大阪市内で開いた。今年の「まつり」準備は、総選挙の期間と重なる可能性が高い。集いには、市民団体や労働組合などから約50人が参加し、9条改憲NO!安倍政権の即時退陣!とともに東アジアの平和を市民の連帯でつくりだそうと、タイトルやスローガンなど熱心に議論した。

 本紙豊田護記者が「朝鮮の核・ミサイル開発にどう対応するのか―東アジアの非核化を」と題して報告。安倍9条改憲を阻止するためにも、署名の場でも「威嚇」ではなく「対話解決」を広げる必要性を強調した。

 集いでは、ミサイル発射を悪用した戦争国家づくりの事例が報告された。兵庫県西宮市では9月17日、台風が接近する中で「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」が実施された。「X国からの弾道ミサイル発射」で避難。最後は「迎撃されました」で終了。すぐさま抗議FAXに取り組んだと報告があった。

 大阪市では教育委員会が9月14日付けで「北朝鮮の弾道ミサイルに係(かか)る学校園の対応について」との手紙を各学校、保護者に配布。「危機事態」にどんな対応を取ったか、事後調査するという。

 実行委員長を担う全交共同代表山川義保さんは「南西諸島で自衛隊基地と闘う楚南(そなん)有香子さん、韓国で軍縮平和実現の活動をするユ・ミヒさん、そして安倍打倒の運動を進めるわたしたちの闘いが集まる場が、団結まつり。こんな取り組みは他にない」とまとめた。次回成功させる集いは、10月9日、LAGセンターで。

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