2017年10月06日 1496号

【安倍退陣署名は9・28提出へ/各地で3000万署名活動も】

 ZENKOが呼びかけた安倍退陣署名は臨時国会冒頭の9月28日、でたらめ解散への怒りを込め内閣府に提出される。安倍9条改憲NO!3000万署名も全国でスタート。安倍退陣、改憲阻止の声を地域のすみずみに広げよう。

首都圏

 休日の9月23〜24日、首都圏各地で「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」の活動が行われた。

 24日、霞が関一帯で催された「イットクフェス!!(言っとくけど、俺の自由はヤツラにゃやらねえ!ロックフェスティバル)」。ZENKOメンバーはその周辺で署名活動を実施し、4人で35筆を集めた。

 ミュージシャンたちが「東京の中心、霞が関で歌えるなんて最高」ととびきりの笑顔を見せてパフォーマンスを繰り広げる中、7か所設けられたステージには安倍への怒りが満ちあふれ、署名をとるメンバーらも「さまざまな表現、自由っていいなあ」と解放感に浸った。ZENKOの「安倍政権の即時退陣! 憲法改悪を許さない署名」の用紙を預かる人も複数名現れた。

 横浜・鶴見駅西口デッキでの「平和と民主主義をともにつくる会・かながわ」の署名活動には7人が参加した。2時間で署名数は41筆。署名集め協力者の登録も4人からあり、実り多い活動となった。

 行動の前にパネルや横断幕、替え歌のワークショップをしたことが生かされ、立ち止まってパネルを見る人、替え歌に耳を傾ける人が数多く見受けられた。「みんなでワイワイ言いながら作業すると楽しい。それが、道行く市民が反応するグッズに実を結んだ」と共同代表の青島正晴さんは語っている。

大阪・枚方

 大阪府枚方(ひらかた)市で9月19日、樟葉(くずは)駅・枚方市駅の2か所で市民や団体などが共闘する19行動に取り組みました。安倍政権が臨時国会28日召集を発表する一方、冒頭解散の情報が伝えられる中の行動。「いい加減にしろ!」と叫びたくなるほど、怒り心頭でした。

 樟葉駅前では、この日でき上がったばかりの3000万人署名を呼びかける横断幕もお目見えし、それが効を奏したのか、いつもより署名の集まりも良かったです。

 戦争法成立からちょうど2年。枚方市駅はいつもより多い参加者です。3000万人署名も開始され、にぎやかな街頭署名行動になりました。

 用意された街宣車の上で、それぞれの団体が順繰りにスピーチ。私も初めて街宣車に上がりました。「仕事人内閣≠ェ仕事をする前に辞め、森友・加計問題や南スーダン日報問題をうやむやにし、朝鮮の脅威≠煽るばかりで対話外交を全く行わない。改憲に突き進む安倍政権を署名の力で退陣させよう」と強く訴えました。

(平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会・松田久子)

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