2017年10月13日 1497号

【ZENKO 署名4030筆提出/朝鮮危機の平和的解決を/外務省要請行動も】

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)は衆議院が解散された9月28日、「安倍政権の即時退陣!と憲法改悪を許さない署名」4030筆を内閣府に提出した。

 「請願を受け付けるだけ。質疑には応じない」とメモもとろうとしない担当官に、参加者は「連日街頭で、朝も昼も晩も、見ず知らずの人にも声をかけて一所懸命集めた署名。これまで自民党を支持していた人の中にも、安倍さんはひどすぎるという声が多い」と説明。担当官は個人の感想として「ご苦労されて集められた」「皆さんの意見に賛同する方がいらっしゃるんだなと思う」とだけ話した。

 その後、外務省北東アジア課に対し「朝鮮への挑発をやめ、対話による解決を行え」「6か国協議の即時再開を」と要請。外務省側は「今は対話よりも核開発の資金源を止めるための制裁をする戦術をとっている」「核兵器禁止条約に賛成しなかったのは、核保有国が入っていない条約では核兵器を一つも減らせないから」と対話外交や非核化の努力に背を向ける態度を変えなかった。

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