2017年11月03日 1500号

【東京18区/立憲野党一本化で勝利/従来の支持層を超えた支援】

 自民・希望との三つどもえとなった東京18区(武蔵野市など)。立憲民主党の菅直人元首相が市民連合、共産党の応援を得て勝利した。午前零時すぎに支援者が待ち構える事務所に到着。大きな拍手に包まれた。「憲法改悪を阻止し、原発ゼロに向けて全力を尽くしたい」と決意を述べ、市民連合など超党派の支援で当選したばかりの松下玲子武蔵野市長とがっちり握手を交わした。

 市長選に続き選対の一員として奮闘した山本ひとみ市議(原発避難者団体「キビタキの会」事務局長)は「立憲民主党が結成され菅さんも加入した一方で、希望の党では安倍政治の対抗軸になりえないと思い、応援した。後押しする市民がこれまでの民進党支持層を大きく超え、何か手伝いたいと参加したこと、共産党が候補を取り下げ立憲野党が候補者を一本化できたことが勝因と思う」と語った。



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