2017年11月03日 1500号

【安倍9条改憲打破の声高く/10・19国会前に1200人】

 投票日を前にした10月19日、「安倍9条改憲NO!安倍内閣退陣!」を掲げて国会議員会館前行動が行われ(主催―安倍9条改憲NO!全国市民アクション、総がかり行動実行委員会)、冷たい雨をついて1200人が意気高く声を上げた。

 立憲野党から江崎孝(民進)、山添拓(共産)両参院議員があいさつ。主催者を代表して総がかり実行委の高田健さんは「4野党と“安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合”が7項目の政策合意をした直後、民進・前原代表がひっくり返した。愕(がく)然としたが、2015年以来積み重ねた協力は見事に生き返った。安倍9条改憲を打ち破る財産だ」と総選挙後も続く全国的な闘いを呼びかけた。

 連帯あいさつで、立憲デモクラシーの会の西谷修・立教大学教授は「集団的自衛権の閣議決定は黒を白と読めというもの。滅茶苦茶なウソで固めた安倍政権をもはや一刻もとどめておいてはいけない」。憲法学者の清水雅彦・日本体育大学教授は「野党の臨時国会開催要求を3か月も放置し冒頭解散。憲法無視、国会軽視も甚だしい。市民と野党の共闘を維持し、安倍政権を倒そう。私も昨日から野党共闘候補者の応援演説に入っている」と話した。止めよう改憲目黒ネットの宮本なおみさんは「孫や認知症の母の世話を抱えた60・70・80代の3人の“おばあちゃん”にもできること―週1駅頭で安倍9条改憲阻止3000万署名を集めている。3人いれば全国の駅頭やスーパー前どこでもできる」と行動に踏み出すことを訴える。

 最後に、3000万署名を12月20日の第1次集約に向け広く集める、11月3日国会包囲10万人・全国100万人行動を成功させる、などが提起された。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS