2017年12月01日 1504号

【改憲発議 絶対させない/3000万署名をすみずみに/議員会館前に2300人/非暴力・不服従で新基地とめる】

 安倍9条改憲NO!全国市民アクション実行委員会と総がかり行動実行委員会は11月19日、安倍内閣の退陣を求めて国会議員会館前で行動。2300人が集った。

 主催者から「全国市民アクションが千代田区に開設した事務所にはすでに6千通近くの署名の封書が届いている。9条改憲反対の多数派をつくれば改憲発議を阻止することは可能。必ず3000万を達成しよう」とあいさつ。

 国会議員は社民、自由、参院民進、立憲民主、共産の各党から駆けつけた。社民党の福島みずほ参院議員は「9条改憲は戦争のできる国づくりの総仕上げ、安保関連法=戦争法の合憲化。改憲発議を止めるために、あなたの力が必要です。インターネットやツイッターで、あらゆる地域で、あらゆる職場で、あらゆる街角で発信し、3000万署名を集めよう」と呼びかける。

 「私の選挙区は辺野古の基地建設が強行されている選挙区。今回、前回を6千票余り上回る支持をいただいた。新基地いらないの声は前回より高まっている」と力強く報告したのは、沖縄3区選出の自由党・玉城デニー衆院議員。「私たちは憲法の表現の自由にのっとって非暴力・不服従で必ず辺野古の新基地建設を止める」と決意を述べた。

広がる署名活動

 3000万署名の地域における取り組みの発言が続く。「区内に20ある駅の全駅頭で同時に宣伝行動するなど区民に見える形で運動を進めてきた。9条改憲を許さないのポスターを3千枚貼り出していく」(東京・練馬区)「40万都市なので10万が目標。地域9条の会が8つあり、“江ノ電沿線9条の会”は観光客や修学旅行生からも署名を集めている。衆院選でハガキで支持をお願いした人たちにも用紙を送った」(神奈川・藤沢市)。各地で署名活動は広がりを見せている。

 国会に向けたコールでは、「改憲発議絶対とめよう」「憲法生かせ」「朝鮮半島戦争するな」「軍事挑発ただちにやめろ」の言葉にひときわ力がこもった。

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