2018年02月16日 1514号

【「月桃の花」歌舞団 ガマ人間あらわる 3月21日は大阪公演(城東区 クレオ大阪東)へ】

プレ公演の成功を 本公演満杯につなげる!

 『ガマ人間あらわる』は、社会を変えていこうとダイレクトに訴える内容です。共に闘うなかまを広げ、大阪公演を通じて市民のための平和な市政実現を目指そうと実行委員会を立ち上げスタート。

 このミュージカルを多くの人に広げてもらうため、まずストーリーを知ってもらおうと企画したのが1月21日のプレ公演です。実行委スタッフが会場の城東区LAGセンター周辺にチラシ3千枚をポスティング。一軒一軒の訪問活動で紹介して回りました。歌舞団エイサーを先頭に商店街でチラシを配りながら歩く道じゅねー≠竅Aお店にポスター掲示のお願いもしました。

 当日は約40人の参加で、多くの初めて観る方が。「たいへんレベルが高く、びっくりしました」「最後、私の命は私が決める。ここが印象的です」などの感想を寄せていただきました。主役であるのぞみ*キャストは、この日が初舞台。観客の熱い視線に渾身の演技で応え、大きな自信を得ました。

 3月21日、本公演までにもっとたくさんの方に『ガマ人間あらわる』を知ってもらい、会場満杯につなげたいです。

(「月桃の花」歌舞団・親家智子)

「命の使い捨て」許さない この思い広げたい

 「月桃の花」歌舞団の『ガマ人間あらわる』を昨年の京都公演で初めて観ました。福島と沖縄での取材、交流から創られたというだけあって、原発事故による放射能の不安を抱えて残った人、避難した人、原発で働く人、また、沖縄で戦争中ガマに閉じ込められた人、現在も基地被害に苦しむ人、そして今の労働破壊による非正規労働者、それぞれの本音が団員の一言一言の台詞や演技によって胸に響く作品です。国のために命を捨てず声を上げることの大切さを教えてくれるミュージカルコメディを大阪でも広めたいという想いから、安倍9条改憲NO!署名の戸別訪問とともに3月21日城東公演への参加を呼びかけています。

 70代男性は「戦争だけは絶対ごめんや」と署名して「ミュージカルは行けるかわからんが、チラシは見せてもらう」と言って受け取ってくれました。以前署名で知り合った女性は、プレ公演を観て「福島と沖縄がつながっているとは思ってもみなかった。多くの人に伝えたい」とポスター掲示の協力をしてくださることになりました。

 戦争と原発、労働破壊の根っこは同じで、「命の使い捨て」は許さない―誰もが楽しめるミュージカルを観に、一人でも多くの方に足を運んでもらいたいと思います。

(平和と民主主義をともにつくる会・大阪 笠井恵子)

《大阪公演》

3月21日(水・休)14時開演 クレオ大阪東(JR京橋駅)
チケット、問い合わせは http://gkabudan.jp/ Email info@gkabudan.jp

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