2018年02月16日 1514号

【新基地阻止 絶対あきらめない/未来へつなぐ闘いで知事選勝利へ/名護市長選 ZENKO沖縄も全力で奮闘】

 2月4日、市長選には敗れたが、会見で「工事を止めることはできる。諦める必要は絶対ない」と言い切った稲嶺進さん。選挙対策本部で開票結果を見守った多くの支援者の中にZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)沖縄メンバーの姿もあった。連日支援行動に取り組んだ思いを語る。

稲嶺さんの思い絶やさず

 「がんばれー!」。今回、宣伝カー遊説に同行する中で、保育園児や中学生など子どもたちから声援をもらうこともあった。うれしい思いと同時に、将来この子どもたちが安心して平和に暮らしていくためにも、絶対に新基地を造らせてはならないとの思いを新たにした。ひとたび基地が造られれば、普天間と同じような状況が起こってしまう。

 新基地阻止で30年、50年先の平和な名護市の未来を掲げた稲嶺さん。3期目を実現できず、本当に残念でならないが、「経済も教育も福祉も平和があってこそ。工事は1%にも満たない。諦める必要は絶対ない」―くやしさをにじませ敗戦の弁を語る中にも、未来への望みをつなぐ思いを見た。稲嶺さんの思いを絶やさず、これからもあきらめずに闘い続ける覚悟だ。(A)

屈することない訴えが希望

 民意をねじ曲げた結果に怒りが込み上げてくる。基地問題を隠し、期日前投票で政権側が動き回り、安倍言いなり市長を作った。この罪はとてつもなく大きい。

 遊説中、トラック運転者や駐車場誘導係の市民が稲嶺ススム候補の訴えに手を振り応えてくれた。うれしさから沖縄平和運動センター・山城博治さんと思わずカチャーシーをしたことも。

 基地はどこにもいらない!屈することなく現職・稲嶺市長を支えた市議たちがいる。訴えがある。この希望を辺野古新基地建設阻止の力に変え、9月名護市議選、11月県知事選勝利へつなげたい。(H)

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS