2018年02月23日 1515号

【安倍憲法条改悪を阻む力 署名3000万筆達成のために 戸別訪問で地域から風を起こす 大阪府】

 「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」3000万筆達成の鍵は、1950年代の原水爆禁止署名運動のように地域の誰もが知り、協力している¢蛯ォなうねりをつくり出すことだ。戸別訪問活動や、地域の集まりを通して署名集めの協力者を広げる大阪の取り組みを紹介する。

枚方 実行委員会で戸別訪問交流 みんなで地区回りへ

 2月3日、枚方(ひらかた)・交野(かたの)署名実行委員会が開かれました。

 大阪府枚方市の楠葉(くずは)地域と香里ケ丘地域で3000万署名の戸別訪問が始まり、その報告と交流です。

 「インターホンを押して留守も多いが、ドアを開けて出てきてくれた方はほとんど協力してくれた」「事前に署名お願いのチラシを各戸配布したのは良かった」「2人で回ったので心強かった。対話が進んだ」「『平和がいちばん』(枚方市民の会の会報)の読者にも会えたし、今度から読んでくれる方もたくさんできた」「広島の原爆を体験された方もおられた」の報告が続きます。

 「もしかして、街頭署名よりいいかも。意外に敷居は低いかも」との声もあがり、「今度○○地区を回りましょうか」と提案も出て話が弾みました。交野の仲間から「署名を集めてくれる甥(おい)っ子と学習会したい」と積極的な意見も出て、今後実行委員会ではテーマを決め学習会を充実しようと確認しました。

 翌4日は交野の街頭署名行動も行われ、集めた署名を持参した仲間もいて合計41筆。署名後のミーティングで今後どうするかも話し合い、これから大いに期待できそうです。

 香里ケ丘地域は、10日に2回目の戸別訪問。朝10時から昼食をはさんで3時まで、5階建ての分譲団地を227軒回りました。雨の土曜日で在宅の方も146軒と多く、対話が進んで署名への協力は18筆。『平和がいちばん』の配布も11人がOKしてくれ、まずまずの調子でした。次回は集める人数を増やし、この地域を回ってますよ≠ニいう雰囲気を作りたいと思います。楠葉地域でも、戸別訪問デビューの仲間や街頭署名行動チャレンジの若いメンバーも日程を調整しています。

 枚方・交野で2万筆という大きな目標に向け、街頭署名行動に戸別訪問をプラスして頑張りたいと思います。

(戦争法廃止・憲法変えるな!沖縄新基地建設中止枚方・交野実行委員会 戸川悦子)






河内 街頭署名がきっかけで実行委員会に ともに広げたい

 「安倍改憲NO!3000万筆の実現をめざす河内の会」(大阪府大東市など)は、毎週末3時間の署名行動を行い、その後30分〜1時間のミーティングをやって戸別訪問に入っています。月1回は実行委員会として、情勢の学習で憲法改悪反対に取り組む意義を深めながら、署名を広げるために交流しています。一緒に集める人を増やそうと、3月末までの日程を決めてチラシにし、署名してくれた人に呼びかけています。

 2月3日は1回目の実行委員会を行い、街頭での署名がきっかけで参加した方もいました。ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)事務局からの「専守防衛から先制攻撃狙う自衛隊の強化」報告で学習。街頭行動、ミーティングなど日程を提案し、署名の反応など紹介したところ、参加した方も「署名は難しいが声はかけてみようかと思う。家が近くなのでまた寄らせてもらう」ということでした。

 翌日からの街頭行動や戸別訪問にすぐ参加とはなりませんでしたが、きちんと呼びかければ関心ある人はこたえてくれる、と感じています。

 街頭行動では、中学生から90歳の方まで幅広い年齢の方が署名してくれます。学生は「自分たちの問題」と言い、年配の方は「子どもや若い人のために」と署名します。

 戸別訪問は、1〜2時間まわって、1回で多くは集まりませんが街頭よりもしっかりと話ができ、その上で「それなら」と署名。「家族の分も」と署名してくれた方もいます。

 行動を積み重ね、一緒に行動する人を増やしながら、3000万筆を多くの人と実現したいと思っています。

(安倍改憲NO!3000万筆の実現をめざす河内の会・山本浩)

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