2018年03月21日 1519号

【公文書改ざん徹底糾弾/国家の私物化許さない/安倍内閣は総辞職せよ/官邸・国会前に怒り渦巻く】

 財務省が公文書改ざんを認めた。官邸・国会前には安倍内閣総辞職を求める怒りの人波が連日押し寄せている。

 3月12日夜は市民有志が呼びかけ、官邸前で緊急抗議。若者、勤め帰りの会社員、子ども連れ―続々駆けつける人たちで歩道が埋め尽くされていく。手に手に「国民の財産を“お友達”に横流しするな」「憲政史上最悪のウソツキ内閣」「安倍内閣The End!」などのプラカードを掲げ、ドラムに乗って「安倍は辞めろ」コールを響かせた。

 13日昼、総がかり行動実行委員会による「安倍・麻生の国家の私物化糾弾!財務省公文書改ざんを許さない!緊急行動」には1000人が集まった。

 国会議員がマイクを握る。「書き換えではない。大量の改ざん、大量の偽造だ。財務省だけでやるはずがない。部下に責任を押しつけ、麻生大臣・安倍総理は自分の政治的責任をどう考えているか」と迫ったのは社民党・福島みずほ参院議員。沖縄選出の糸数慶子参院議員は「県民を守らず米軍を守る。これも、政治が国民から離れ、安倍内閣によって私物化されていることの表れだ」と指摘した。

 続いてリレートーク。「韓国キャンドル革命では“朴槿恵(パククネ)に投票したが、こんなにひどかったのか”という人たちが立ち上がった。私たちも自民党や公明党の支持者に働きかけ、より大きな力で安倍を倒そう」(日韓民衆連帯全国ネットワーク・渡辺健樹さん)などの発言があった。

 参加者は国会に向け、「森友疑惑徹底追及」「疑惑の隠ぺい許さない」「安倍首相の責任重大」と声をぶつけた。



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