2018年03月21日 1519号
【地域から安倍9条改憲NO!3000万署名】
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戸別訪問で広げる 大阪府枚方市
大阪府枚方(ひらかた)市でも地域のすみずみに署名を広げようと戸別訪問を開始。署名実行委員会で1600戸近く訪れている。枚方市民の2人に報告を寄せてもらった。
いろんな出会いが待っていた さぁ、明日もまた
ピンポ〜ン。「枚方市民の会です。『東アジアを戦場にしたくない、憲法9条を守り、平和外交で』と3000万署名に取り組んでいます。ご協力お願いします」で始まる戸別訪問。2人一組で回っている。いろんな出会いが待っていた。
事前に配ったチラシを読んで「待っていました」と言われ、夫の分と共に署名し、「市民の会」の会報の読者に…というケース。また、初回訪問時は来客中で話せなかった人を再訪問してみると、何日も経っていたにもかかわらずよく覚えていてくださり、すぐさま署名というケースも。
「あんたたち、共産党よ」と決めつける人には「いえ、違いますよ」と軽くいなしながら、こんなことでくじけはしないと心の中で言う。
広島で夫婦共々被爆し、「核廃絶署名」に取り組む人。用紙を持ち出されたので快く応じ、互いに署名をしあうという場面もあった。
2年ぶりに出会ったTさん。香里ケ丘の美術館闘争の時に知り合った彼女も私たちの訪問を待ち、署名だけでなく友人の紹介もしてくれた。
こんなうれしい出会いを糧に、さぁ、明日もまた別の地域に挑戦!! (駒木根淑子)
自分の住む集合住宅で 戸別訪問してみました
先に戸別訪問で署名集めをした人の報告に刺激され、友人と2人で自分の住んでいる集合住宅を3日かけて戸別訪問し、署名集めをしました。
結果は134戸の内、留守が75戸(半数は留守!)、署名協力21人、署名数は26筆でした。ただし、署名しなかった人の中で、他所(よそ)で署名した人3名、考えていきたいとの意思表明した人が7名でした。
さてこの取り組み、根気が要りますが結果を整理でき満足! 何より賛否合わせて43名ほどの人と話ができたことが大きな収穫でした。特に若いお母さんが「こうして声をあげられるんですね!」と言われ、市民運動の一端を知らせることができたとうれしく思いました。また別の方は、話を真剣に聞いてくださり「もうちょっと勉強してから」と言われたので今後もはたらきかけを続けたいと思います。
私自身も自分の住んでいるところで意思表明をしたわけで、今後も住民のみなさんと対話できることを期待しています。 (真下時子)
東京品川 区内全域配布へ/署名はがき3万枚
戦争させない!9条壊すな品川総がかり行動実行委員会では「安倍9条改憲NO!署名はがき」3万枚を作成し、区内全域でポスティングと戸別訪問に取り組んでいます。
留守宅が多いですが、会えた人は「戦争だけはだめ」(70代女性)「はい、わかりました」(20代男性)と応じてくれます。
この取り組みには現在、50人以上が参加、丁目毎に担当者を決め回っています。
また、若者向けミニパンフ『「キュウジョウ」ってなに?』も2500部作成し配布しました。月1の駅前署名宣伝には毎回25〜50人が参加し、1時間で50〜120筆を集めています。
この実行委員会は2015年12月、「戦争法廃止の声を地域からも上げていこう」と、それまで別々に国会包囲行動に参加していた市民グループ、個人、労組が集まり発足しました。品川では以前から脱原発や戦争法反対パレード等の共同の取り組みがあったのでスムーズな発足につながったのだと思います。
今、森友決裁文書改ざん事件で、安倍政権は特定の者のために国民をだます政権であることが明白になりました。3000万署名で“改憲も国民のためではない”ということを地域で一人一人に語りかけ、世論を変え、改憲発議を阻止していきましょう。
(東京 平和・環境・人権しながわ 北村純一)
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