2018年04月06日 1521号

【地域に広がる3000万署名】

東京 森友問題、米朝首脳会談/関心高まる市民の声

 森友問題・米朝首脳会談など情勢が大きく動いている。署名を集めていても、こちらが語らずとも話題になる。

 3月11日、東中野駅周辺で署名活動。「東京新聞をとっているが、朝日も頑張っている」と言うご夫婦が「自殺者まで出した。安倍こそ駄目だよね」「麻生財務大臣は自殺者のことを全部知っているはず」と怒ってペンをとる。私が「明日は国会前抗議行動にぜひ行きましょう」と誘うと、「僕はあした仕事だなあ。でも夫婦で国会には行く」。国会行動が身近な抗議先として呼びかけられるようになった。

 在日の方も署名してくれる。私が「米朝首脳会談が実現することになりましたね。ムン・ジェイン大統領の外交努力があったからですね」と言うと、「前進したけど、これからが大事になるんです」ときっぱり。3000万署名は情勢にフィットしてきた。
 近くの教会を訪問した。教会の社会委員会の方が別室に通してくれ、「アジアの平和が大事」「署名の趣旨は賛成、憲法を守らなくてはね。月末の社会委員会で皆にやってもらいます」と。署名用紙を預かっていただく。ミサが終わり出てくる人にも呼びかけた。みんな気持ちがいい。「今の政治はひどいよね」。今までと違い、若いお母さんも応えてくれる。

 4人で1時間半、46筆集まった。

(ZENKO北部・田中かづ子)

ZENKO事務所近辺を訪問/苦労吹き飛ぶ「頑張って」

 皆さんお疲れ様です。私は介護の仕事に携わっていますが、先日、3000万署名行動に参加できました。

 訪問した所は京都・丹波橋の近辺。日ごろ私たちZENKO京都が活動している近くの方はどんな反応か、気にしながらの行動でした。

 昔から住んでいる方や新しく引っ越して来られたお宅もあり、反応は様々です。今は忙しいと言われたり、敬遠される方もいる中、インターホン越しに熱心に耳を傾け表に出て来て、署名に協力してくださる方もいます。

 感動したのは中学生か高校生と見られる女の子が出て来て、署名の大切さを理解し、署名してくれたことです。それまでの苦労が吹き飛ぶ喜びでした。他にはカトリックの方。「私も協力している署名。あなたたちも頑張ってね」と軒先で激励のお話を熱心にしていただき、署名活動でこんなに励ましてもらえることもあるんだ、と驚きでした。

 街頭や訪問での署名活動は肉体的にも精神的にも負担はありますが、こうした関わりをじかに持てる大事な活動だ、と感じました。引き続き頑張りましょう。

(ZENKO京都・児島克博)
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