2018年04月13日 1522号

【震源地 大阪・豊中市でも怒り爆発/徹底究明求め市民1500人】

 佐川喚問「茶番劇」に市民の怒りは広がる一方だ。3月31日、教育勅語賛美=u瑞穂の國小學院」予定地の大阪・豊中市で、市民団体「森友学園問題を考える会」が主催して「森友問題からみえてきたもの ゆがめられた政治と教育」を開催。会場からあふれる怒りの市民1500人がかけつけた。同市ではかつてない規模の市民集会だ。

 パネルディスカッションで前川喜平前文部科学事務次官の「森友も加計も国政の私物化」「財務省に圧力をかけたのは今井首席秘書官」との断言にそうだ≠ニ拍手。木村真豊中市議が「安倍内閣は即刻総辞職すべき。打倒しないと民主主義が腐っていく。安倍はヤメロと言い続ける」と強調すると、共感の歓声と大きな拍手が寄せられた。

 国会報告で、辻元清美衆院議員は「国会の中と外をつなごう」、辰巳孝太郎参院議員も「総辞職へ、永田町、豊中、全国を市民と野党の共闘で結ぼう」と訴え、会場は安倍内閣総辞職∴齔Fに。行動提起では、4月14日国会大行動とそれに呼応した大阪での集会も呼びかけられた。

 集会に先立つ29日、考える会主催で大阪府庁、近畿財務局などに向けて市民約130人が、25日には豊中市内で「『森友学園』疑獄を許すな!実行委員会」が呼びかけ木村市議の講演集会後に約150人がデモ。「森友疑獄徹底究明」「安倍も松井もやめろ」「安倍昭恵証人喚問を」など声を上げた。

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