2018年04月20日 1523号

【表現の自由を!権利のための行動 「まともな政治を」サウンドデモ】

 「共謀罪廃止のための連絡会」の呼びかけで4月7日、「表現の自由を!権利のための行動」が行われ、700人が東京・新宿駅周辺をサウンドデモした。

 主催者あいさつでアムネスティ・インターナショナル日本の山下瑛梨奈さんは「一人ひとりの市民が共謀罪に萎縮することない強い意志をもってこの場に集まっている。共謀罪廃止を」と訴え。共謀罪法案に反対する法律家団体連絡会の海渡雄一弁護士は「きょうは“表現の自由を守る”“共謀罪反対”を共通点に、参加者それぞれの言いたいことを訴えてください。官邸前の弾圧や都迷惑防止条例などおかしな雰囲気もあるが、私たちが行動をやめなければ開けてくる。若い人が多く集まり、大変うれしい」と話した。

 サウンドカーの「未来のための公共」メンバーは「本当のことを明らかにさせると佐川さんを証人喚問したが、何も明らかになってないじゃないですか」。ラップ調で「ウソをつくな」「説明しろよ」「ヘリクツ言うな」と叫ぶ。「毎日毎晩残業させるな」「働き方を勝手に決めるな」から「言葉の言えない世界をつくるな」「メディアはがんばれ」まで多彩なテーマでコール。スマホ撮影する若者や外国人旅行者ら沿道の人びとは笑顔でデモを見守った。

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