2018年05月04日・11日 1525号

【大飯原発動かすな 関西電力本店包囲全国集会に700人 安倍も原発も今すぐヤメロ】

 まるで初夏のように陽射しがまぶしい4月22日、5月にも狙われている福井県大飯(おおい)原発4号機再稼働に反対する関西電力本店包囲全国集会、デモ(主催 大飯原発動かすな!実行委員会)が行われ、約700人が参加した。

 原発立地福井県の市民や議員をはじめ、裁判で闘う原告、原発事故避難者、反原発自治体議員、労働組合代表など、全国各地、あらゆる分野から発言があった。「原発を動かすことは犯罪」「地震が起きたら、また原発が壊れるのではと心配になる。幸福追求権の侵害だ」「若狭の原発がなにかあると瀬戸内海が汚染される。関西に住んでいなくても、他人事ではない」「中間貯蔵施設で和歌山の日置川(ひきがわ)が狙われているので反対している」と報告が続いた。「若狭の原発の立地自治体に反原発の議員が無投票で当選した」など希望が見える発言も。

 デモは御堂筋を行進。コール、アナウンス、替え歌など、沿道の多くの市民にアピールできた。いま安倍政権を退陣させることは原発推進を止めることにつながる。関電などの電力会社を原発経営から撤退に追い込む非常に重要な局面なのだ。「安倍も原発も今すぐヤメロ」

(ZENKO関電前プロジェクト・秋野恭子)

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