2018年05月18日 1526号

【第5回あだちフェスタ開く/みんなが豊かに、平和に、健康に/南北首脳会談の感動を地域へ】

 「みんなが豊かに、平和に、健康に」―第5回あだちフェスタが4月28日、東京・足立区内で開かれた。

 実行委員長の土屋のりこ足立区議が開会あいさつ。「きのう画期的なことが朝鮮半島であった。韓国と朝鮮が年内にも終戦宣言し、完全な非核化に向け進んでいく。とてもうれしく思った。憲法9条の『対話による平和』『非武装を貫く』という理念が体現されている」と話し、「文在寅(ムンジエイン)大統領と手を結んでソウルの朴元淳(パクウォンスン)市長は『市民がつくる自治』に取り組んでいる。私もそれに学び、市民が自治できる足立の町づくりをめざす」と決意を披露した。

楽しくパフォーマンス

 ミニステージでは、国会前行動や地域のイベントでつながったアーティストたち―「ZENKOジムキョクズ」、イッシー&ワッシーさん、荒川三線(サンシン)を楽しむ会、豊岡マッシーさん、末武あすなろさん、多田弘一さんら―のパフォーマンスがにぎやかに繰り広げられた。親子連れは子どもコーナーでヨーヨー釣りや折り紙を楽しむ。土屋さん初当選に尽力した地元の支援者も久々に姿を見せた。

 会場は、「健康を足元からサポート」と靴を作り続けてきた労働者生産協同組合型企業パラマウント・ワーカーズ・コープ。靴の即売会は人だかりができ、「履き心地がいいから」と買い求める客が相次いだ。パラマウントの靴を履いてやって来る常連も多く、地域の人たちの期待の大きさが感じられる。

 韓国キャンドル集会で歌われた『真実は沈まない』などに続き、フェスタは『We Shall Overcome』の合唱で幕を閉じた。







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