2018年05月18日 1526号

【地域に広がる 安倍9条改憲NO! 3000万署名】

 3000万署名のZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)集約分は累計約2万8500筆。戸別訪問も各地で計約2万2千軒の訪問が報告されている。首都圏と大阪市の取り組みを紹介する。

東京・多摩 週1駅頭シール投票/好評 怒りのオープンマイク

 日野・市民自治の町をめざす会とZENKO三多摩の共催で、駅頭シール投票に取り組んでいる。

 豊田駅と立川駅交互に週1回のペース。「あなたはどちら?」と書いたボードと漫画入りのカラフルな横断幕で雰囲気を作る。シールは緑と赤。安倍政権は“辞めるべき”が緑、“続けるべき”が赤、の二択だ。

 3回目の豊田駅からオープンマイクを追加した。シール投票してくれた方にマイクで一言しゃべっていただく。4回目の立川駅では、1時間弱で“辞めるべき”53人、”続けるべき”4人の結果だった。「夫の分も」とシールを2枚貼る方もいた。マイクを促すと快く応じ、「安倍首相は日本の恥だ」「子どもの教育にとって良くない」「国民のために仕事するのが当然だろう。自分のお友だちのためだけしか仕事をしていない」など、安倍政権に怒りをぶつけた。その後、3000万署名を呼びかけ、14筆集まった。

(東京・ZENKO三多摩・立山正隆)


大阪市 戸別訪問計55回7200軒 地域を変える行動重ねる

 平和と民主主義をともにつくる会大阪は、毎週ミーティングを持ち行動を重ねてきた。3000万署名は、スーパー前で駅頭で商店街で、1週間連続で、1月からみんなで約60回の行動を重ねた。城東区で計55回、7200軒を訪問し訴えてきた。6万5千枚の山川通信チラシポスティングもやりきって思いを届けた。集まった署名は7200筆を超えた。

 垣間(かいま)見る市民の暮らし。みな人間らしく手を取り合って楽しく暮らしたいと思うのに、現実はこんなに苦しい。厳しい生活に行政は目を向けない、戦争の時代にはもどりたくないのに、とのなげき。

 行動の中で「政治の話ができてよかった」「安倍が許せない」「頑張ってほしい」と共感の声が届く。出会った方が署名を集めると送ってくれた。ミーティングに来、ともに署名行動やデモ、国会にも。

 私も、出会えたたくさんの方の思いに支えられ頑張れた。地域を変える! 安倍政治を終わらせて、市民の力で、市民のための政治を取り戻す。私たちの活動が、世論を変え、声をあげて立ち上がることにつながっている。1%の野望に打ち勝つ、と確信する。

(平和と民主主義をともにつくる会大阪・森厚子)
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