2018年06月08日 1529号

【沖縄 「武器で平和はつくれない」】

 ソソンリのカンさん、イムさんは24日、沖縄でツアーに合流した。キムさんを含めた3人はすぐ辺野古に向かう。松田ヌ浜で抗議のカヌー隊を見送り、ゲート前には機動隊によるごぼう抜き直前に到着。「ともに平和」のバナーとともに連帯のエールをおくった。

 夜の沖縄集会には約50人が参加。3人は「サード撤去まであきらめず闘う」と強調した。ゲート前リーダーの一人、平和市民連絡会・上間芳子さんが「辺野古に新しい基地ができたら、相手を殺すためにここから出ていく。絶対にさせちゃいけない。韓国の人とも連帯し、手を結んで闘わなければ。『武器で平和はつくれない』『軍隊は住民を守らない』は基本だ。みんなであきらめずやっていこう」と応えた。

 参加者の感想も「韓国と沖縄の闘いが重なった。平和のためには武器はいらない―まさしくその通り」「基地もサードも平和の役にたたないし、不要だ」と共通する。

 ZENKO沖縄メンバーは「辺野古や高江の状況と重なり、怒りを感じた。70人余りの小さな村に右翼団体や8千人の警察が押し寄せるなど、沖縄以上に厳しい闘いに参加者も驚いた様子。子や孫のためにあきらめずに闘い続ける思いは一緒だ。すべての基地がなくなるまで連帯して闘いたい」と語った。



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