2018年06月22日 1531号
【地域の怒りを国会前に】
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北海道から 行けない人の思い 託された署名を背に
字をうまく書くことができず、不自由しながら街頭で署名をしてくださる方は大勢いる。腐敗した政権に憤っていても、将来の社会を憂えていても、お金と暇を工面できた上に、ある程度健康な人でなければ、遠いところから永田町に行くことはできない。過疎地には行きたくても行けない人、何かしたくてもできない人は多い。ときにはその代表として行かなければならない気がしたので、今回の国会前大行動に参加した。
本集会では、過労死された女性の母御(ははご)さんの「植物人間になってでも生きていて欲しかった」という声がひときわ耳に残った。それは放射能による死亡でも自衛隊員のPTSDによる自殺も同じであることを思い浮かべた。
国会議事堂、内閣府、首相官邸―と手入れの行き届いた立派な建物が、空虚になった内容を補うためのいかめしい装飾に見えた。
(北海道・砂川一郎)
京都から 力強く明るく そしてあきらめない
♪やばい やばい うそがばれた/♪クビ クビ クビ 安倍はクビ みんな だまされないぞ♪
替え歌がどんどん繰り出される楽しい全交事前集会。力強く明るくしたたかに、そしてあきらめない。そんな気持ちがびんびん伝わってきます。
やがて、大行動の集会に老若男女が続々と集まってきます。アピールの中で、過労死した佐戸さんのおかあさんの魂の叫びが心に染みました。「働き方改革」など、命をないがしろにする安倍は許せないと改めて思いました。
ミサイル基地反対で闘う韓国ソソンリでは、歌や踊りなど明るく楽しいろうそく集会を毎日続けていると聞きました。ただ平穏な生活をしたいだけ、戦争につながる基地はいらない、と体を張って闘う韓国市民とつながっていきたいです。「ともに平和を!」
(全交京都・石田隆子)
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