2018年07月13日 1534号

【原発ゼロ基本法/制定めざし市民のつどい】

 「原発ゼロ基本法の制定をめざす市民のつどい」が6月28日、都内で開催され、750人が参加した。

 さようなら原発1000万人アクション呼びかけ人の鎌田慧さんが「原発ゼロ基本法は原発から脱却する大きな手段だが、安倍政権をやめさせない限り達成できない。当面、運転開始から40年、30q圏内に90万人が住む東海第二原発再稼働阻止に全力をあげる」と主催者あいさつ。

 原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)会長の吉原毅(つよし)さん(城南信用金庫相談役)が講演に立ち、「日本の国を消滅させる事態が現実に起こった。保守・革新と言っている場合ではない。原発を止めよう」と熱く訴える。山崎誠(立憲民主党)、藤野保史(共産党)両衆院議員が原発ゼロ基本法案の趣旨を説明。「3月9日、立憲民主・共産・社民・自由の4党が共同提出し、経済産業委員会に付託されている。“審議しろ!制定しろ!”の声を上げよう」と声を大にした。

原発辞めろ!/株主総会に宣伝行動

 東京電力ホールディングスの株主総会が6月27日、都内で開かれた。脱原発株主255人が提案した「使用済み核燃料再処理事業からの撤退」「海外原子力関連企業への出資禁止」など8本の議案はすべて少数否決となった。



 全交・関電前プロジェクトは6月27日、関西電力株主総会に向かう株主に「地震列島に原発いらない!今すぐ原発を止めろ!原発経営から撤退せよ」と宣伝行動。大阪市内の総会会場前でもプラカードをかかげ訴えた。

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