2018年07月13日 1534号

【地域に広がる/3000万署名/安倍退陣行動】

東京・北部/暑さと戦いもっともっと/安倍NO!の怒り集める

 東京のZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)北部のメンバー4人は6月23日、練馬区の西武池袋線中村橋駅周辺で署名活動をおこなった。

 駅近くの区立図書館前は署名に応じる人が多く、1時間あまりで32筆集まった。中学生から90歳まで、それぞれの思いに寄り添いながら得られた貴重な署名だ。

 中学生に「学校で憲法のこと習ってる?」と尋ね、戦争放棄を明記した世界に誇れる憲法であることを伝えると、うなずいて署名。90歳の男性は「あんたたちは戦禍を知らないだろう。家族も親戚も焼け死んだんだ。今の政治は何を言っても変わらないよ。だが、あんたたちの誠意には賛成だ」とペンをとる。中年の女性は「安倍NOなのね。それならやるわ。テレビで顔見ると腹が立って!!」と言いつつ、名前を書き込んだ。

 取り組んだ一人、田中佳代子さんは「署名を通して街の人の話を聴いたり、政治への不満を受けとめたりすることに意義を感じる。街の人びとの平和への思い、安倍NO!の怒りを集め、暑さと戦いながらもっともっと署名をやっていく」と話している。


大阪・枚方/ウオークで自民党事務所前へ/大注目にみな晴ればれ

 6月30日、大阪府枚方(ひらかた)市で、「憲法いかそう平和がいちばん交流とピースアクション」(主催―同実行委員会)を行いました。

 まず、6月7日全国1350万筆の署名提出で枚方・交野から3080筆を提出した報告から。枚方・交野(かたの)の署名行動の大きな特徴は、今年1月からの全戸訪問。60回以上を重ね約5千軒。対話を大事にして、月1回のニュース『平和がいちばん』の読者も急増していることです。地域に配布している仲間が「それで配る軒数増えてるんですね!」と納得の声。

 続いて、枚方の図書館建て替え問題で市民の声が反映されつつあること、交野市星田北開発問題でも市民全体に呼びかけ集まりを成功させたことなど、地域の様々な取り組みを交流しました。

 3時半から猛暑の公園に集まり、参加者も数人増えて総勢20人でみんなの願いの短冊を飾った七夕の笹を持って歩きました。中心街を3グループでウォークし、自民党枚方選挙対策本部前でコールとスタンディング。今までにない多人数となり、通り過ぎる車からも大注目でした。

 ウォークを終え、「楽しかった!」「大きな声を出すのは気持ちが良い!」「またやろう!」とみんな晴ればれとした表情だったのが印象的。これからも3000万人署名を目標に向かって増やしていかねばと決意した一日でした。

(大阪・枚方交野署名実行委員会・戸川悦子)

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