2018年08月31日 1540号

【国会前総がかり“19日”行動も/辺野古新基地NO】

 通常国会閉会後初の総がかり“19日”行動が8月19日、議員会館前で行われ、2700人が集った。

 翁長沖縄県知事の遺志を継ごうと、参加者は「辺野古新基地建設NO」のプラカードを高く掲げ、「辺野古に土砂を投入するな」と力いっぱい叫ぶ。国会議員も「軟弱地盤の改良工事には知事の許可が必要。9月30日の県知事選で新基地建設反対の知事を誕生させれば、基地建設は止められる」(共産党・宮本徹衆院議員)と訴えた。

 戦争をさせない1000人委員会の内田雅敏さんが「安倍首相は野党時代、『命を投げうっても守るべき価値が存在する』と書いた。政治家にそういう言葉を吐かせない社会をつくることが73年前の日本の誓い。非業・無念の死を強いられた人たちの声に耳を傾けよう。安倍政権に対する闘いは死者たちとの共闘、子や孫たち未来の世代との共闘、アジアの民衆との共闘だ」と主催者あいさつ。

 安倍は「自民党としての憲法改正案を次の国会に提出できるよう取りまとめを加速すべき」(8/12)と改憲に変わらぬ執念を燃やす。安倍9条改憲NO!3000万署名達成に向け、「区内のJR・地下鉄・東武東上線全駅で宣伝行動を行う。喫茶店での“しゃべり場”、写真展や上映会など地域のすみずみで多彩な行動を起こす」(許さない!戦争法 オール板橋行動)などの決意が続いた。

 9月5日には「キックオフから1年 めざそう3000万人の署名」集会(18時半〜文京区民センター)、19日には「戦争法から3年、9条改憲NO!辺野古新基地建設阻止!日比谷野音集会」(18時半〜)が開かれる。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS