2018年09月07日 1541号

【東アジアの平和を求める署名始まる/3000万署名とともに安倍打倒へ/「言ってることは正しい」と35筆持参】

 2018ZENKOin大阪(第48回平和と民主主義をめざす全国交歓会)で呼びかけられた「東アジアの平和を求める署名」がスタートした。安倍9条改憲NO!3000万署名とともに取り組む中で、新たな手応えも現れ始めた。

 平和と民主主義をともにつくる会・大阪は8月11日、沖縄県民大会連帯宣伝と合わせて「東アジアの平和を求める署名」を開始。夕方、京橋駅前での「月桃の花」歌舞団によるエイサー・三線パフォーマンスは注目を集め、スタッフ15人が3000万署名とともに呼びかけた。翁長知事死去がメディアで取り上げられていることもあり、「沖縄にこれ以上基地作ったらあかん」と署名する若者など、約1時間で東アジアの平和署名44筆、3000万署名28筆。スタートは手応え上々となった。

 13日月曜、つくる会は朝から城東区役所前で山川よしやす代表の街頭演説と署名、会通信配布行動を繰り広げた。

 その場で、うれしい出会いがあった。演説中に区役所近くに店舗を構える人から「マイクの音が大きい」とスタッフにクレーム。演説終了後に山川代表らがあいさつに行くと、「声が店の中までガンガン響き、ちょっとうるさいけど、言ってる中身はまっとう」とむしろ共感のことばが返ってきた。「クレームの主」は、沖縄出身で「9条は変えたらだめだ」。署名についても「今度10枚くらい持っといで。100人ほど知り合い、いますよ」。予想外の展開に、スタッフは「いいことあった!」と満面の笑顔だ。

 翌週、約束の署名用紙それぞれ10枚を持っていくと、その週のうちに、3000万、東アジア署名とも35筆分を会事務所に持参。面談や電話で、一人ひとり頼んで集めたのだという。

 つくる会の森厚子さんは「こんなうれしい出会いも地域への働きかけの積み重ねがあったから。これが地域を変えることにつながる」と語る。8月11日以降だけで、東アジアの平和を求める署名180筆、3000万署名172筆が集約された。


大阪・寝屋川 インパクトある新署名 家に招き入れてくれ感激

 「東アジアの平和を求める署名」は8月11日、沖縄県民大会の日にスタート。私も街頭で3000万署名と合わせてお願いすると、同じように自然にしてくださいました。

 8月19日、寝屋川市で3つの署名(3000万、東アジア、核兵器廃絶)を手に各戸訪問した時、初めての経験をしました。私は寝屋川市で2千軒以上訪問していますが、初の出来事です。

 この日も猛暑。あるお家で応対した女性が署名板ごと家の中へ持っていこうとしたので、それぞれの署名を説明。とくに、6・12米朝共同声明があり誰もが東アジアの平和を望んでいるのに安倍政権は沖縄辺野古に新基地建設、南西諸島に自衛隊配備しようとしていることを訴え、亡くなった翁長知事の遺志などに触れたと思います。

 そうしたら「どうぞ中に」。クーラーの効いた玄関先では「どうぞおかけください」と。座って待っている間、そこはまるでオアシスのようでした。戻ってきた女性は冷たい缶ジュースを2本、袋に入れてくださり、署名も3つとも。感激して、マスコミに載らない沖縄や東アジアの事実を伝えていますと週刊MDSを紹介したら、試し読みもしていただけました。やっぱり新しい署名はインパクトがあるのだ!

(大阪・安倍9条改憲NO!3000万筆をめざす河内の会・大西裕三郎)

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS