2018年09月07日 1541号

【自治体から声をあげよう/堺市に意見書求める/「辺野古新基地NO!」/5000筆の請願署名スタート】

 「前名護市長稲嶺進さんを迎えて 辺野古の海は壊させない!堺からも声を 請願署名スタート集会」を8月18日に開催。会場の堺市サンスクエアホールには、実行委員会の期待をはるかに超える500人以上が駆けつけ、参加者であふれた。「辺野古の海を土砂で埋め≠驍フは絶対許さないが、サンスクエアホールを参加者で埋め$sくそう」を合言葉に実行委員一人ひとりの全力投球が結実した。

 実行委メンバーが編集した映像(沖縄県全戦没者慰霊祭での朗読詩「生きる」、ありし日の沖縄県知事翁長雄志さんを偲び、8・11県民大会の息吹を伝えるスライド)上映のあと、参加者全員で黙とう。

 「沖縄はあきらめない―子供たちの未来のために辺野古に新基地は造らせない―」と題して講演に立った稲嶺進さんは「相手候補は公開討論会はすべて拒否し、選挙期間中一度も相手候補と出会わなかった」など、官邸による争点隠し=候補者隠しの異常な名護市長選の実態を暴露。「市長の座を追われたが、ゲート前での座り込みには時間の許す限り参加し、全国を飛び回ってきた。今、9月30日に知事選が決まったので、全力投球で臨む」との決意を含め、沖縄の「あきらめない闘い」を力強く報告した。

 「辺野古新基地NO!堺市の意見書を!請願署名」(11月10日第一次締め切り)は、過去6回の陳情(すべて否決)を踏まえ、オール堺≠フ陣形で5000筆以上を市議会に提出することをめざす。

 「政府は新基地建設計画を断念せよ!」との声を自らの住む地域にこだまさせるために、沖縄の「あきらめない闘い」に学び、堺であらためて市議会決議に挑戦する。

(辺野古新基地建設工事は中止を!堺からも声を!請願署名実行委員会・実行委員 豆多敏紀)



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