2018年09月14日 1542号

【新基地阻止 玉城さんを知事へ/名護市内で激励を受ける玉城デ二―さん(9月2日)/島人のこころとつながって】

 オール沖縄に推され9月30日知事選に出馬する玉城(たまき)デニー衆院議員は連日県内を駆け巡っている。

 9月1日は辺野古現地の大行動に駆けつけ800人の市民を前に激励と決意表明。2日には、名護市で翁長(おなが)知事次男の翁長雄治(たけはる)那覇市議や稲嶺進前名護市長らとともに街頭演説で訴えた。

 玉城さんは、得意なウチナーグチを交えて「私の中には、ウチナーンチュとして何を大事にしなければならないかという母親から受け継いだ真心が宿っている。辺野古に基地を造らせない知事の遺志、それを引き継いだ富川、謝花副知事、県庁の皆さんのたゆまぬ努力。それは島人(シマンチュ)のこころとしっかりとつながっている」「(稲嶺前市長や翁長知事がそうだったように)私は1ミリもぶれない。札束で頬をひっぱたくような古い自民党のやり方は終わりにし、人にやさしい沖縄をつくる。貧困や非正規雇用問題、今を生きるあらゆるウチナーンチュのために力を注ぐ。新時代沖縄を一緒につくっていこう」と力強くアピールした。

 最後に、辺野古新基地反対の名護市議候補14名全員当選、玉城知事誕生へガンバロー三唱で締めくくった。 (A)

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