2018年09月21日 1543号

【地域から3000万署名・東アジア署名】

 ZENKOin大阪(第48回平和と民主主義をめざす全国交歓会)の呼びかけを受け、各地で「東アジアの平和を求める署名」の街頭行動・戸別訪問や地域の集いが行われている。京都、大阪から報告が寄せられた。

京都 「なぜ安倍が倒れない?」 疑問に応える学習会へ

 全交・京都は9月2日、秋の取り組みに向けて「東アジアの平和をつくる集い」を行い、16人の参加で活発な論議になりました。

 8月11日沖縄県民大会の映像上映や感想報告、東アジア和平進展の情勢報告などを踏まえた討議では、全交参加者から感想や意見が出されました。ある参加者は「時々内閣府や総理大臣に対して抗議のファックスを送っている」「なぜこんなにひどい安倍政権が倒れずに存続しているのか?」。また、別の参加者からは「若者が(アベノミクスを信頼して)安倍政権を支持している実態がある」「どうしたら若者の参加を増やせるのだろうか?」との問題提起もありました。

 そんな疑問や問題提起に応えるため、「全交・京都のミーティングで学習会をしよう」ということになりました。9月17日は「安倍政権の支配のカラクリと打倒の展望」、24日「アベノミクスのもたらす貧困とどう闘うか」がテーマです。30日は「沖縄県知事選支援行動報告」を行います。

 署名活動とともにこうした取り組みを積み重ね、10月14日京都全交の集いを成功させ、11・4団結まつり、12月日韓連帯スピーキングツアー大阪集会にたくさんの仲間と参加したいと思います。

(全交・京都 川口健次)


大阪市 私のやれる限りのことはやろうと署名や行動に

 私も3000万署名に続いて「東アジアの平和を求める署名」に取り組み始めました。

 私は、難聴に加えて最近体調が悪く介護も重なり、でも、やれる範囲だけですがやって来れたのは、皆さんが本当に一生懸命休む間もなく、真剣に一人一人に語りかけている姿を見ているからです。

 取りあえずやれる限りのことはやろうと、街頭署名に立った時は通りかかる人には一人残らず顔を見て大きな声をかけています。「戦争をしないと誓った憲法を守ろう。米朝会談の中身を実現させて東アジアの平和をつくろう。そうすればイージス・アショアの6千億円はいらず、生活を助けるお金になる。病気になって野垂れ死にしなくてすむ」と訴えてきました。

 実のところ周りの人のようには動けません。電話も聞こえないし、戸別訪問の一対一でも聞こえないことも多いですが、尋ねた人にはお年寄りも多く、身体の具合を聞いてお大事にと声をかけています。

 戦争はあかんね∞安倍や維新はいらん≠ニいう方といろんな機会に出会えます。諦めず、署名など行動しいてることが自分を活かせているのでは、と思っています。

(平和と民主主義をともにつくる会・大阪 東口友子)

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