2018年09月28日 1544号

【神戸のど真ん中でデモ/市民に沖縄県知事選連帯訴える】

 沖縄県知事選と自民党総裁選真っ只中の9月15日、ZENKO兵庫は神戸の繁華街ど真ん中でデモをしました。

 本土のマスコミは沖縄の基地問題をほとんど伝えない一方で、災害対応の自衛隊や総裁選での安倍の改憲意欲ばかりを報道。政治に対するあきらめを助長するような空気が流れる中、これを吹き飛ばさなければとの思いでデモを企画し、広めました。

 当日は前回4月の「安倍やめろデモ」の30人を上回る50人の参加者があり、三線(サンシン)とアフリカの太鼓が鳴り響く中、「沖縄に新しい基地をつくるな!9条守れ!ミサイルより被災者支援を!」などのコールが三宮センター街や元町商店街にとどろきました。参加者のプラカードには「沖縄県知事選勝利!翁長さんの遺志を継ごう!」などの文言も多くあり、知事選の空気を神戸の街にも届けることができたかなと思います。

 また、デモコールを担当した初参加の若い男性、私たちの笑顔の手ぶりに同じく笑顔で応えてくださる商店街の人びと、行き交う市民など世論の手ごたえを感じました。デモ2回目の阿部雄介さん(36歳)は「街中の反応は、わざわざ前まで来て横断幕を見ている人がおり、振り向く人も結構いたので大成功だと思う。年配者や若者の反応が良い。コールの語呂も良く、精一杯言わせていただいた」。

 ZENKO兵庫はデモをはじめ地域を変える取り組みをさらに進めたいと思っています。

(ZENKO兵庫・三橋英子)



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