2018年10月19日 1547号

【ZENKO全国実行委員会開催 東アジアの平和を確固たるものに 11・4団結まつりへ】

 10月7日、北海道、東京、大阪、沖縄をスカイプでつないでZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)全国実行委員会が開催された。

 9月19日第3回南北首脳会談で事実上の終戦宣言である「平壌(ピョンヤン)共同宣言」が発表された。30日沖縄県知事選では辺野古新基地は造らせない°ハ城デニー新知事が誕生した。今こそ、東アジアの平和を確固とするため、地域での取り組みを強める時だ。

 「安倍9条改憲NO!30000万人署名」はZENKOの9月30日集約分で4万筆を突破。全戸訪問数も3万件に達した。8月から開始された「東アジアの平和を求める署名」も3千筆を超えた。署名への反応は良くなっている。「毎週土曜日に街頭署名をしているが、ここ2週間は反応が良い」「戸別訪問で、むかし民生委員をしていた活発な人と出会い、地域会などの案内ができた」との声も。

 日韓連帯で平和を求める運動も進む。12月9〜16日には「東アジアに平和を!武力なき平和のためのZENKOスピーキングツアー」が全国5都市で開催され、韓国ソソンリからTHAAD(サード)(高高度防衛ミサイル)配備に反対する住民が参加予定だ。現地の合言葉は「平和は来た。THAADは去れ」に変わっている。この秋、ドキュメンタリー映画『ソソンリ』の上映会と一緒に「ツアー」を全国に広げていく。また来年1月には「日韓ユース参加団in沖縄〜命どう宝 私たちが東アジアの平和をつくる〜」が企画されている。年内にも朝鮮戦争終戦宣言という情勢で、日本、韓国の若者が沖縄を舞台に東アジアの平和構築に向けた国際的な交流を行う意義は大きい。

 関西の団結まつりは11月4日、大阪・扇町公園で開催される。沖縄平和運動センター議長の山城博治さん、韓国から代案文化連帯ユ・ミヒさん、韓日青年平和ツアー企画団キム・アランさん、希望連帯労組チェ・オスさんが参加する。市民の力で安倍を退陣に追い込み、国際連帯の力で平和をつくり出していこう。

東アジアの平和をともにつくろう! 安倍政権は今すぐ退陣!
沖縄辺野古、どこにも基地はいらない! 11・4団結まつり
11月4日(日)11時〜16時 大阪・扇町公園

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