2018年10月26日 1548号

【ZENKO沖縄参加団/ゲート前でも連帯/那覇市長選(10/21)も続いて勝利を】

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)は、10月13日から15日にかけて沖縄参加団を送りだした。

 9月30日沖縄県知事選挙での玉城デニーさんの勝利に続き、10月14日には豊見城(とみぐすく)市長選挙でもオール沖縄・山川ひとし候補が勝利した。21日那覇市長選挙の城間幹子候補連続勝利で安倍政権を完全に追い詰めよう、という現地の息吹を感じてきた。

 14日は那覇市長選スタートの日。城間候補の出発式に集まった人々で県庁前の県民広場は朝から一杯になった。城間候補の隣に玉城知事も登壇。「先日、安倍総理と対話しました。沖縄県民から託された私の決意は1_も動くことはないことを実感しました。貧困・雇用・女性の地位向上、一つひとつ解決していけば全国に波及します。ひとりも取りこぼさない那覇を一緒に作っていきたい」とアピール。それに応えて城間候補も「玉城知事と一緒に政策を実現していきたい」とがっちり手を取り合い、大きな歓声につつまれた。

 15日は朝からは辺野古ゲート前に。工事は止まっているが、人々が集まってきた。参加者一人ひとりがマイクを持って発言。ZENKO参加団も「街頭で訴えていると、玉城デニーさん勝ってよかったね、という声をかけられる」「安倍を倒すために9条改憲阻止署名を地元で集めている」ことなどを報告した。

 ヘリ基地反対協の安次富(あしとみ)浩さんもかけつけ、「陸上自衛隊の水陸機動団はキャンプハンセンで演習しているが、先日、種子島で合同訓練をした。オスプレイは横浜に配備され、新潟までの山間部を飛ぶ。沖縄だけの問題ではないことを、沖縄から発信していきたい」と、選挙勝利の次を見据えた発言をされた。

 沖縄の発信に全国で応え、安倍を追い込んでいきたい。

(ZENKO兵庫・松谷卓人)



 
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