2018年11月02日 1549号

【倒そう 改憲推進の安倍改造内閣/3000万署名継続で発議阻止/11月3日 国会正門前大行動 大阪総がかり集会】

 10月24日開会の臨時国会を前に19日、総がかり国会議員会館前行動が行われた。地下鉄永田町駅入口までいっぱいの2900人が結集。露骨な改憲推進の安倍改造内閣打倒へ闘いの幕はあがった。

 総がかり行動の小田川義和さんが「玉城デニー沖縄県知事誕生は安倍政権に痛打を浴びせた。朝鮮半島緊張緩和は『厳しい安全保障環境』を口実にした戦争路線の破綻。来年参院選で32の一人区の野党候補一本化を実現し、ボロボロの安倍在庫一掃内閣に引導を」と主催者あいさつ。

 福島県郡山市から東電刑事裁判の傍聴に駆けつけた橋本あきさんは「被告の武黒(たけくろ)元副社長は私たちにお尻を向け、裁判長には最敬礼。謝ることを知らない」と憤る。

 立川自衛隊監視テント村の大洞俊之さんは、オスプレイ横田基地配備の危険性を指摘し、「オスプレイはビン・ラディン暗殺作戦で使った攻撃的兵器。日本版海兵隊=水陸機動団も17機を3500億円で購入する。税金は、戦争挑発の道具ではなく、風水害で困っている人に使うべき」。辺野古土砂搬出反対首都圏グループの毛利孝雄さんは、辺野古埋め立ては国際的環境犯罪だとし、「2010年の生物多様性条約第10回締約国会議は愛知県で開催され、議長国は日本。“20年までに海域10%の保護区指定”の先頭に立つべきなのに、西日本各地からの土砂搬出・埋め立ては全く逆行する」と第2次署名へ協力を訴えた。

 平和をつくり出す宗教者ネットの渡辺多嘉子さんは「子どもたちの『いのち』を守ろう!柴山文科大臣の『教育勅語』発言の撤回と辞任を求める共同声明を発表し、内閣府に提出した」と報告した。

 最後に、総がかり行動の高田健さんが、11・3国会正門前大行動(14時〜)、発議阻止までの3000万署名継続などの行動を提起した。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS