2018年11月09日 1550号

【あちらでもこちらでも/改憲阻止 安倍倒せ】

大阪 河内長野市で総がかり/改憲論議異議ありと80人

 10月20日、「9条守れ、辺野古新基地NO!河内長野市民集会」が行われました。「戦争させない、9条こわすな!河内長野総がかり行動実行委員会」が主催で、およそ80名の参加がありました。臨時国会での改憲論議に異議を申し立てる集会でしたが、発言は多岐に渡りました。

 まずは何と言っても沖縄県知事選挙。玉城デニーさんの応援に行った方の発言と会場に持ち込まれた「玉城デニー」の大きな幟(のぼり)には皆が励まされたのではないでしょうか。

 6月に結成された河内長野市民連合の方からの発言も。先月、河内長野市長との対話の機会があり、考え方の違いもあったようですが、「核兵器反対」の課題では一致とのこと。地域からそうした声を上げていける可能性のあることに面白さを感じています。

 集会後のデモ行進では、近くの中学生が手を振ってくれたり、一部参加するなどうれしいハプニングもありました。

(大阪・河内長野市・山崎裕史)


広島 岩国基地をウォッチ/戦争推進の実態暴くフィールドワーク

 全交(平和と民主主義をめざす全国交歓会)広島は10月14日、4回目になる岩国基地フィールドワークを実施した。学生を含む初めての参加者もあり、スタート地点Atago Hillsゲート前での説明時から熱心にメモを取る姿も。

 市民の目から隠すように建てられた核シェルター付き高級米軍住宅は1棟8千万円、「絆スタジアム」は50億円。すべて私たちの税金だ。基地強化と一体で湯水のように使われている現実に怒りが沸く。

 滑走路北端の堤防で、連日定点観測をしている方から最近の基地の動きについて解説してもらった。朝鮮半島の対話を通じた平和への前進に敵対し、極東最大の駐留航空機数となった岩国。空母ロナルド・レーガン艦載機が帰ってくるたびに騒音公害が増す実態が語られた。

 12月スピーキングツアー、1月の日韓ユース参加団in沖縄へ、一人でも多くの若者の参加を実現したい。

(全交広島・日南田成志)

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