2018年11月16日 1551号

【沖縄の民意 踏みにじるな/辺野古現地と呼応し 官邸前座り込み】

 11月3日、首相官邸に「沖縄の民意踏みにじる工事再開は許さない」の声が突きつけられた。辺野古現地、キャンプ・シュワブゲート前の県民大行動に呼応する取り組みで、「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」の主催。急な呼びかけにもかかわらず、450人がかけつけた。

 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの青木初子さんが「“県民の心に寄り添う”という安倍・菅の言葉に込められた残忍な沖縄差別を許すことはできない。本土にいる私たちは自らの足元で安倍政権打倒の動きを強める必要がある」と主催者あいさつ。沖縄平和運動センターの大城悟事務局長と電話がつながり、「雨が降り続く中、県民大行動に1000人が結集した。全国のみなさん、沖縄に声を届けてほしい。ウチナーンチュは決してあきらめない。マキティーナイビラン(負けてはいけない)」と揺るがぬ決意が寄せられた。

 「執行停止は茶番劇」「沖縄差別今すぐやめろ」「地方自治はどこ行った」のコールがひときわ熱を帯びた。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS