2018年11月30日 1553号

【私たちが押している 改憲発議 絶対とめる 辺野古新基地も止められる “19日行動”に2200人】

 「憲法審査会は全然開かれない。私たちが押している。この力で改憲発議を絶対止めましょう」。総がかり行動実行委員会の菱山南帆子さんがこう前置きしてシュプレヒコールをリードする。安倍政権退陣を迫る11月19日の国会議員会館前行動に、2200人が集った。

 総がかり実行委の高田健さんが「安倍首相の“私は立法府の長”発言は4回目。立憲主義も何も分かっていない。憲法審査会への安倍自民党案提出を絶対に許さない」と主催者あいさつ。

 「ここに来られない普通の人たちに“安倍政権に任せとくと危ないな”と感じてもらえる取り組みが大事だ。国会パブリックビューイングはその一つ」と提案したのは、法政大学教授の上西充子さん。沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの木村辰彦さんは「超軟弱地盤の改良工事の許可を玉城知事は拒否する。辺野古新基地建設は必ず止められる」と確信を語る。ジャーナリストの志葉玲さんは「安田純平さんへのバッシングは政権に都合の悪い事実を隠し、市民の“知る権利“を否定するもの」と批判した。

大義ある野党共闘を

 戦争をさせない1000人委員会の福山真劫(しんごう)さんは行動提起の中で「数合わせの野党共闘ではなく、改憲・沖縄基地建設・格差拡大のアベノミクスに絶対反対の大義ある共闘を」と強調した。

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