2018年12月07日 1554号

【辺野古の海を土砂で埋めるな/沖縄の民意踏みにじる暴挙/首都圏連絡会が新宿デモ】

 「沖縄の民意は新基地NO」「工事再開は違法だ」。11月24日、東京・新宿アルタ前に「これは沖縄の人びとの問題ではない。“本土”の私たちの問題だ」と考える市民が集まり、アピールした。

 主催した「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」は「本部(もとぶ)港の使用不許可は台風で岸壁が破損したためだが、在京マスコミは沖縄県の政治的嫌がらせであるかのように報じている。沖縄では当たり前の話がヤマトではきちっと情報が流されず、ウソがひとり歩きする」と本土の人びとに真実を伝えていく意義を強調する。

 沖縄平和運動センターの大城悟事務局長が電話でメッセージを寄せた。「きょうも辺野古ゲート前で搬入阻止の座り込みに取り組んでいる。子どもたちの未来を守るため、世界に誇る美(ちゅ)ら海を決して軍事基地にしないため、行動を継続する」

 参加者からは「警視庁機動隊沖縄派遣の違法性を問う裁判で、原告側申請の証人がすべて採用された。再び機動隊を本土から沖縄に派遣させないために、ぜひ傍聴を」などの呼びかけがあった。

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