2018年12月07日 1554号

【地域を変える戸別訪問署名活動】

 3000万署名や東アジアに平和を求める署名活動が地道に続いている。地域の人びとと顔を合わせ対話する戸別訪問は、地域変革の力を発見することにもつながっている。

驚きの出会いに勇気百倍

 安倍さんに早く辞めてほしい、東アジアを平和にしてほしい、そんな思いで署名の戸別訪問を取り組んできました。最初の頃はすごく緊張しましたが、2人1組で取り組むことで心強かったです。大阪市城東区の人達と対話をすることになったとき、何を話しかければいいか戸惑いました。しかしすぐに、城東区内の人達は優しい人がいっぱいいるんだなぁと思いました。暑い中署名をした時も「暑い中ご苦労様です」と言ってくれたり、「暑いからこれでも飲みや」とジュースをもらったりと嬉しかったです。

 この間、戸別訪問をしている中で印象的な出会いがありました。それは、雨の中で近くのマンションに行った時でした。その方は、脳梗塞からの障害者の方でした。ドア越しで、9条改憲反対署名をお願いしました。最初は、「片麻痺だから署名は出来ない」と言っていました。でも、僕が代筆でも可能ですと伝えたところ、最終的には自分で名前を書いてくれました。

 さらに驚いたことにその方は、4年前大阪市城東区から選挙に出られた山川さんの事を知っていました。街頭演説にも行き、投票もしてくれたそうです。その方と、話しをすることによって勇気をもらいました。

 これからも、戸別訪問を通して色々な出会いをつくっていけたらと思いました。

(大阪市・佐々木 好雄)

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