2018年12月07日 1554号

【ZENKO沖縄参加団報告/工事ストップまで闘いは終わらない】

 ZENKOは毎月沖縄への連帯行動に取り組んでいる。11月24日〜26日の参加団から報告が寄せられた。

 11月26日、沖縄・辺野古のキャンプ・シュワブ、ゲート前の座り込み行動に参加しました。埋め立て用の資材搬入を阻止するために、防衛局が設置した仮フェンスの前に次々に人が集まり座り込みを開始しました。

 朝8時53分、生コン車、ダンプなどがゲート前に到着。私たちは抗議の声を上げて、搬入に反対の意思を示します。8時58分、警備員が仮フェンスを移動するとともに、機動隊が車止めを移動させて、座り込む人々をゲートの端に移動させていきます。

 9時20分、私たちを排除した後、建設資材を積んだ工事車両が基地の中に入っていきます。この時搬入されたダンプには、建築用の骨材などが積まれており、埋め立て用の土砂ではなかったようですが、法的にも技術的にも瑕疵のあるこの工事を続けることは、大切な自然を傷つけ、経済的にも社会的にも将来に大きな負債を残すことになります。

 埋め立ての土砂を採掘している本部(もとぶ)町の採石場へも行きましたが、山肌が削られ、無残な姿をさらしているのを見ると、二重三重に自然破壊を行っていることに胸が痛みます。

 無法な工事を止めるまで闘いは終わらない。いま、国内のみならず海外からも辺野古に注目が集まっていると聞きました。内外からの声を集めて工事をストップさせていきたいと思いました。

  (全交・兵庫 山崎隆義)

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS