2018年12月21日 1556号

【労働者・市民の連帯 労働組合つぶしの大弾圧を許さない】

 12月8日、大阪市内で開かれた「労働組合つぶしの大弾圧を許さない集会」は600人の労働者・市民で満杯に。8月以降、滋賀県警と大阪府警に連帯労組関西生コン支部組合員延べ40人が逮捕され今も委員長、副委員長、書記長らが勾留される常軌を逸した事態は、当該労組だけの問題ではなく日本の民主主義の危機だと、危機意識と連帯感あふれた集会となった。

 拘置所内から武建一委員長のアピールが弁護士に託された。「戦前の治安維持法が拡大適用されたように、『共謀罪法』先取りの闘う労働組合潰しだ。過去にも運動が大きく前進した時に大弾圧、不当逮捕があり、跳ね返してきた」と屈せず闘う決意に満場の大きな拍手が起きる。

 「国策による労組つぶしは許さない勝手連・滋賀」「ケアワーカーズユニオン」など10の市民団体、ユニオンから連帯発言を受け、実行委員会のZENKO共同代表山川よしやすさんの音頭で「不当大弾圧を跳ね返すぞ」。全員の団結ガンバローで締めた。

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