2018年12月21日 1556号

【憲法審査会 開かせず/改憲発議阻止へ共闘強めよう/12・6早朝緊急行動】

 総がかり行動実行委員会は12月6日午前9時、衆院第2議員会館前で「自民改憲案『提出』許すな!早朝緊急抗議行動」を行い、雨をついて300人が集まった。

 共同代表の高田健さんが「野党各党と全国の市民の努力によって、きょうの憲法審査会の開催はなくなった。私たちの大きな勝利だ」と宣言。「しかし、油断するわけにはいかない。私たちが気を抜けばまたやってくる。来年参院選で最小限3分の1以上をとって安倍晋三の改憲発議を粉砕しよう」と呼びかけた。

 衆院憲法審査会の委員を務める共産党の赤嶺政賢議員は「野党の結束と世論の広がりの前に与党はきょうの開催を断念したが、改憲のための国民投票法改定案を継続審議にしようとしている。名護市にある桟橋を『本部』地域とこじつけた土砂搬出・投入強行も絶対に許さない」と力を込める。社民党の福島みずほ参院議員は「来年度防衛予算の概算要求は5兆3千億円と史上最高。自民党国防部会はアメリカからF35戦闘機を大量に買うことを了承した。100機買えば1兆円。このお金は子どもたちに、福祉に回すべきだ」と訴えた。

 12月19日18時半、1月19日14時(予定)の議員会館前行動、1月下旬の通常国会開会日行動などが提起された。

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