2019年01月04・11日 1558号

【市政変革へ 拠点開設/平和と民主主義をともにつくる会・かながわ/横浜市鶴見区/つながり、みんなで前に進もう】

 「平和と民主主義をともにつくる会・かながわ」が横浜・鶴見区に事務所を設けた。不登校の子どもたちの居場所「フリースペースたんぽぽ」が入るビルの1階。市政変革に挑む青島まさはるさんと支援者たちの拠点となる。

 12月16日に行われた事務所開きには40人が集い、にぎやかに門出を祝った。

 長年、鶴見区や隣接する神奈川区で活動してきた人たちが激励の言葉を贈る。

 「ヨーロッパの水道民営化問題の映画を見た。集会やデモの顔ぶれは年配者ばかり。年なんか言っていられない。俺もまだまだやれる」と胸を張ったのは、市民連合@鶴見の中原憲一さん。

 社民党神奈川総支部の関口公伸さんは1987年の国鉄分割民営化当時、国労横浜保線区分会長だった。「青島さんとは38年前、東伸製鋼の解雇撤回争議以来の付き合い。分割民営化のつけは国民に回り、北海道では病院も郵便局も消えていく。安倍政権下、民主主義が踏みにじられ、辺野古の土砂搬入もあれだけ反対があるのに強行。絶対に許してはならない。つながり、みんなで一歩前に進もう」と乾杯の音頭をとった。

 東京・日野市議の有賀精一さんがかけつけ、「テレビで横浜市の給食を取り上げていた。市民の中学校給食実施への思いは強い。市民が主人公の市政をぜひ実現してほしい」と期待を語る。市民グループ「平和・環境・人権しながわ」は「つくる会・かながわ」とともに統一地方選を闘うことを決めた。事務局長の北村純一さんは「青島さんは品川の無防備平和条例制定の運動などに惜しみなく協力。今の日本を良くするには一人ひとりの市民が変わっていかなくてはいけない。その志を応援したい」。

 お互い初めて出会う参加者も多く、自己紹介をかねてリレートーク。「原発避難者の裁判を支援している。青島さんも傍聴に、署名集めにと頑張ってくれている」「安倍晋三の顔が映るたび腹が立つ。平和憲法をこの鶴見区で活かしていきたい」「世の中がどんどんひどくなっている。微力だけど、お手伝いしたい」「子どもが小学校1年のとき青島先生にお世話になった。応援します」「ゲームやミュージックビデオのクリエイティブな仕事をしていて、その面で協力できれば」……

 娘のみのりさん、妻の美千代さんのひと言に続き、青い縞模様(=青しま)のタスキをまとった青島まさはるさんがマイクをとる。「鶴見区のすべての人に働きかける。全戸訪問では『若者手当、とてもいい』『最低賃金1500円というが、月いくらになるの?』『たった6〜7万の年金から介護保険料とるのか』などいろんな声を聞く。消費増税が大きなポイント。そこを明快に打ち出し、地域を、国政を変えていく」

 みんなでこの決意を受けとめ、記念写真に収まった。

◆横浜市鶴見区佃野町1-7 深谷ビル1階
TEL 080-7973-1533

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