2019年02月15日 1563号

【車つぶしたばっかりなのに/あいば野日米合同軍事演習許さへん】

 滋賀県高島市で2月3日、2019日米合同軍事演習反対を掲げ、集会とデモが行われた。翌4日から15日まで自衛隊のあいば野演習場で日米合同軍事演習が予定されているからだ。オスプレイ4機も飛来する。

 集会ではオール沖縄会議事務局長の山本隆司さんから現地報告があった。「普天間基地には24機オスプレイが配備されている(うち2機は墜落)。最近10機以上が駐機しているのを見たことがない。常にどこかに行っている。訓練に出ているなら通告があるが、訓練でなく基地間移動なら通告さえもない」

 山本さんの「オスプレイや新基地問題を沖縄だけの問題と考えるところに日本の甘さがある。主権の問題ととらえなければならない」との言葉に、滋賀県内での取り組みを一層進めねばと思った。

 昨年11月、自衛隊の実弾演習で民間車両が破壊されるという事件が起きたばかりだ。住民の反対を押し切り強行する日米合同軍事演習は許さない!と冷たい雨の中、250人の参加者でデモに出発した。

(ZENKO滋賀 峯本敦子)
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