2019年02月22日 1564号

【滋賀・大津市/平和と市民自治を考える 市民投票成功を確認】

 「平和と市民自治を考えるつどい」を2月10日、大津市内で開催しました。4月の統一地方選挙は、戦争、改憲、貧困、原発推進の安倍政権に対して地方から政策転換を求める闘いであること、沖縄県民投票に連帯し滋賀市民投票を成功させることを訴えるためです。ゲストに沖縄から東恩納たくま名護市議を迎えました。

 大津市議選に無所属市民派として挑戦する中川てつやさん(平和と市民自治のまち大津をつくる会代表)は南北45・6`bと細長く行政効率の悪い大津市の地勢を示し、「どこに住んでいても等しくサービスが受けられるために36ある支所を11か所に減らすことは、高齢者や障がい者など『社会的弱者』におかれている方たちへサービスの廃止である」と大津市政を批判。また水道や保育園などのなんでも民営化は、公的責任の放棄だと指摘しました。

 「市民派議員とは、権力や資本の側に立つ議員とは違い、市民の立場に立ち市民の要求を政治に反映させ、既成政党のしがらみや長年の大会派有利・市民不在の議会の慣行を打破し、議会も変革していく議員だ」と訴えました。

 会場からは「民営化や支所を削減する大津市政を変えるのは市民の力だ」「主権者として何度も議会請願をしてきたが、議論もされず否決されてきた。議会を変え、安心して住める市政を」との発言があり、拍手が起こりました。

 沖縄県民投票に連帯する滋賀市民投票実行委員会代表の高間エツ子(いちゃり場・沖縄の会)さんから「辺野古米軍基地の埋め立ては、日本全国の問題。地域・職場で働きかけを進めよう」とのアピールもあり、参加者全員で成功を誓い合いました。会場には投票用紙と投票箱が置かれ、参加者は期日前投票をしました。

(平和と市民自治のまち大津をともにつくる会会員 I)
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