2019年03月01日 1565号

【「普天間5年以内運用停止」はどうなった! 安倍首相はウソつくな! 新宿で街頭宣伝・デモ】

 安倍政権が約束した「普天間基地の5年以内運用停止」期限前日の2月17日。東京・新宿で、沖縄・宜野湾市民会館で開催される総決起大会と結び、普天間閉鎖を求める街頭宣伝が行われた。「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」が主催した。

 主催者から「安倍首相は5年前、辺野古と関係なく普天間5年以内運用停止を明言。約束を果たせ。既成事実を積み重ねているが、負けるわけにいかない」とあいさつ。

 沖縄の集会と通信でつながり、桃原(とうばる)功・宜野湾市議が「普天間も嘉手納も爆音にさらされ、限界を超える。沖縄の基地負担74%が70%になり『危険性を除去した』と安倍首相は言うが、4%は北部訓練場の返還。高江ヘリパッド基地があり、反対側で訓練している。本当の民意を示し、辺野古埋め立てを必ず止める」と訴えた。

 参加者から「県民投票の翌25日の政府交渉(14時〜参院議員会館)で、沖縄平和市民連絡会の北上田毅さん、日本自然保護協会の安部真理子さんらがサンゴ移植・軟弱地盤問題を追及する」「警視庁機動隊の沖縄派遣違法の住民訴訟で証人尋問(2/27、3/20、4/24 14時〜東京地裁)。傍聴を」と呼びかけが続く。

 最後に、(1)2/25首相官邸前行動(18時半〜)(2)3/16那覇市新都心公園の県民大会に呼応する官邸前行動(14時〜)(3)3/21〜3/24「25日からの新海域土砂投入」抗議キャンペーン、3/24朝〜官邸前座り込み―の提起を受け、ジュゴン大バルーンやメッセージボードを高く掲げたデモで市民にアピールした。

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