2019年03月22日 1568号

【朝鮮独立運動100周年を迎えて 大阪で「戦争あかん!ロックアクション」】

 秘密保護法強行成立以来、毎月6日に抗議行動を続けている「戦争あかん!ロックアクション」。3月6日は朝鮮独立運動100周年にちなんで「日本の植民地支配責任から考える東アジアの平和」の集会を日朝日韓連帯大阪連絡会議(ヨンデネット大阪)とともに、大阪市内で開いた。

 日本の植民地支配に対し、200万人が決起した3・1朝鮮独立運動の実相について水野直樹京大名誉教授が講演した。在日韓国研究所金光男代表は2月27〜28日にあった第2回米朝会談について、米政権内部で足並みが揃っていないと分析。会談自体は「決裂ではなく、合意の延期」と評価した。あわせて米朝合意の疎外物・安倍政権への批判が重要と指摘した。

 韓国での100周年集会に参加した訪韓団15人を代表して元衆院議員服部良一さんは「朝鮮半島の平和の流れは変わらない。後戻りはしない」との確信を得たことを報告した。

 植民地主義の清算をどう進めるのか。その課題に対する答えの一つが戦後補償裁判支援の運動と言える。日本製鉄元徴用工裁判を支援する会・中田光信さんが韓国大法院判決について、中国人強制連行「聯誼会連合」を支える会・墨面さんが中国人強制連行・花岡国賠訴訟大阪地裁判決について報告した。

 最後に、中北弁護士から3・24「とめよう!戦争への道 めざそう!アジアの平和 2019関西のつどい」を成功させようとの行動提起があった。

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